無煙たばこ「ゼロスタイル・ミント」は無害か?

無煙たばこ「ゼロスタイル・ミント」というのは、”嗅ぎタバコ・snuff”の変形版

”小泉光臣副社長は「たばこの煙が周囲に迷惑かけるという愛煙家の不安、懸念、心配を取り除いた商品」と、ピーアールした。(http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100317/biz1003171618052-n1.htm)”・・・ということで、セカンド・ハンド スモークの危険性はないという

では、愛好家に、害はないのか?

つい最近、moist snuffにおいては有害性物質の存在が話題になっている。

Smokeless tobacco called 'moist snuff' is contaminated with harmful substances
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2009-12/acs-stc120209.php

:そのソース:

Chem. Res. Toxicol., 2010, 23 (1), pp 66–73
http://pubs.acs.org/stoken/presspac/presspac/full/10.1021/tx900281u?cookieSet=1


吸引型の嗅ぎタバコにこの有害性物質は存在しないのか?
JT自体が、この製品を”かぎたばこ”と分類しております。
http://www.jti.co.jp/products/tobacco/snuff/index.html

かぎたばこ、すなわち、snuffに関する有害性は、dry snuff、moist snuffともに認められております。
J Natl Cancer Inst. 1987 Dec;79(6):1281-6.
Toxic and carcinogenic agents in dry and moist snuff.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/3480379



この製品からの揮発性物質の”セカンドハンドスモーク”に関しても含め、JTの見解を求めたいものだ・・・それと、消費者庁あたりに・・・


禁煙学会はどうするつもりなのだろう?・・・一般人には印象の良くない集団だから、へんなアクションをしてほしくない気もあるし、マスコミに取り上げられるならそれも良し・・・かなという気もあるが・・・


”嗅ぎタバコ”ってことが話のbreaking pointじゃないかと・・・そして、多環芳香族炭化水素(PAH)がそのポイントではないかと・・・マスコミがわるのりして、もてはやしていた”電子たばこ”と同様の危惧を感じます。

スモークレスたばこ中の発がん物質:多環芳香族炭化水素類 PAHs  2009-12-03
http://intmed.exblog.jp/i25/2/

多環芳香族炭化水素(PAH)出生前環境曝露がIQ低下をもたらす 2009-07-23
http://intmed.exblog.jp/8687425/

スモークレスたばこ・電子たばこの卒中・心筋梗塞への悪影響 :商品販売に荷担してた朝日新聞 2009-08-29
http://intmed.exblog.jp/i25/3/

米国家庭医協会 :電子たばこに関して禁煙補助使用不可と 2009-07-29
http://intmed.exblog.jp/i25/3/

by internalmedicine | 2010-05-18 08:54 | 喫煙禁煙  

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