ビタミンEによるCOPDリスク減少効果

Heart Protection Studyでは、ビタミンE、C、βカロチンの併用混合サプリメントは、COPD、喘息の入院率への影響なしだったが、WHS(Women's Health Study)10年フォローアップ研究で、ビタミンEサプリメント投与で10%COPDハザード比減少という報告

Agler AH, et al "Randomized vitamin E supplementation and risk of chronic lung idsease in the Women's Health Study" ATS 2010; Abstract A5183.



45歳以上の39887名の医療従事者で、抗酸化物質と慢性肺疾患との関連を明らかにするための研究

ビタミンE、低用量アスピリンをランダム化2×2区分研究

38,270 名のベースラインで慢性肺疾患を有さない被験者で、ビタミンE群 760名 vs 対照群 846名で37万人年のフォローアップ
ハザード比は 0.90 (95% CI 081 to 0.99, P=0.03)


食事由来抗酸化ビタミンと喘息アウトカムの関係  2009-06-27では、重症喘息でその効果がみられる。



ビタミンEに関してはその報告は、全般的に良いものだけでなく以下の報告もあるのだが・・・さて、みなさんどうする?


ビタミンE使用は・・・心不全悪化、入院増加  2005-03-16

寿命を短くしたければビタミンE大量サプリメントをどうぞ  2004-11-11
高用量ビタミンEは寿命を短くする 続編  2004-11-17

“あなたが、メタボ・糖尿病予防のため運動するなら、ビタミンCとビタミンEは避けてほしい”  2009-05-13

by internalmedicine | 2010-05-20 10:30 | 呼吸器系  

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