COPD患者で2時間の低酸素暴露は、凝固活性化、全身性炎症増加を生じる

長期間飛行機旅行で静脈血栓塞栓のリスク増加が知られている。COPd患者も、静脈血栓塞栓リスク増加、ことに急性増悪時に、低酸素血症による凝固亢進、全身性凝固亢進のためとも考えられる。

COPD患者での低酸素暴露の凝固系への影響を調べたもの

The Effects of Hypoxia on Markers of Coagulation and Systemic Inflammation in Patients With COPD
CHEST July 2010 vol. 138 no. 1 47-51

20名の臨床的安定した軽症COPD患者で、医療用空気、100%窒素を40%ベンチュリーマスク 10L/分、2時間
血液をTAT、 prothrombin activation fragments 1 + 2 (F1 + 2)、 von Willebrand factor antigen (VWF:Ag)、 D-dimer、interleukin-6 (IL-6) をベースラインと2時間ご採取

低酸素・対照群は年齢、性、pack-yeras smoked、気流制限重症度は同等
ベースラインのTAT、F1+2、VWF:Ag、D-ダイマー、IL-6値は両群差違無し
対照群では、2時間において、凝固・全身性炎症マーカーの変化認めず
低酸素暴露群では、 TAT (P < .001)、 F1 + 2 (P < .01)、IL-6 (P < .01)増加
D-dimer と VWF:Ag 値は不変

by internalmedicine | 2010-07-07 14:28 | 呼吸器系  

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