脊髄損傷治療につながる基礎的発見:PTEN阻害
2010年 08月 09日
PTENと呼ばれる酵素は、mTOR(細胞増殖のkey regulator)をコントロールする。
PTEN活性は発達の早期の段階で活性は低く、細胞増殖をもたらす。
発達が完成段階になると、mTORを抑制し、再生を阻害する。
PTENの阻害により、局所的神経損傷後の眼球から脳への結合再生をマウスで証明し、障害組織を発達早期段階に戻すことにつながる可能性が示された。
http://today.uci.edu/news/2010/08/nr_pten_100808.php
by internalmedicine | 2010-08-09 15:49 | 中枢神経