全国中皮腫死亡数年次推移

これだけ見れば、全国的に中皮腫による死亡数単調増加・・・恐るべき事態ということになってしまう。

都道府県(19大都市再掲)別にみた中皮腫による死亡数の年次推移(平成7年~21年) 人口動態統計(確定数)より
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=155199


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平成7年(1995) 500
平成8年(1996) 576
平成9年(1997) 597
平成10年(1998)570
平成11年(1999)647
平成12年(2000)710
平成13年(2001)772
平成14年(2002)810
平成15年(2003)878
平成16年(2004)953
平成17年(2005)911
平成18年(2006)1050
平成19年(2007)1068
平成20年(2008)1170
平成21年(2009)1156


だが、そう単純ではない。


中皮腫死亡実数との乖離を無視した報道がなされるのを危惧する。
画像診断から生検・そして病理診断で診断がなされるわけだが、周辺環境の整備により診断到達しやすくなった環境がある。真に、増加しているかどうか、たとえば、相当数の肺がん死亡例の剖検の後顧的検討などがなされなければわからない。

情緒的報道により実態が乖離することは国民の総利益に反することとなる・・・マスコミからの偏った報道がなされないことを祈る。

by internalmedicine | 2010-09-03 08:50 | がん  

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