幼児期の夜間睡眠時間短縮とその後の肥満

幼児期(0-4歳)をベースラインとして、夜間睡眠がベースラインで短いことと、その後の過体重・肥満のリスクは強く相関(オッズ比 1.80;95%信頼区間、1.16-2.80)
しかし、年長児(5-13歳)でのベースライン睡眠は必ずしもその後の体重増加とは関連せず
そのときの同時性の睡眠状態では逆相関が見られる。
昼寝は両群ともその後の肥満に軽度影響を与える。

Shortened Nighttime Sleep Duration in Early Life and Subsequent Childhood Obesity
Janice F. Bell; Frederick J. Zimmerman
Arch Pediatr Adolesc Med. 2010;164(9):840-845.


幼児期に睡眠時間が短いことは肥満防止・治療に重要な影響を与える修正因子である。
夜間睡眠が不十分な幼児・就学前児童は、その後の肥満に対する持続的リスク要素となり得る。
昼寝は肥満予防という面で夜間睡眠の代用にはならないようだ。

by internalmedicine | 2010-09-07 14:51 | 糖尿病・肥満  

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