血中カリウムと食事性カリウム摂取と糖尿病発生リスク

血中カリウム値は膵β細胞のインスリン分泌に影響を受け、利尿剤使用による低カリウム血症は頭異常と関連する。
Chatterjee らは低カリウム血症成人と低カリウム食で、利尿剤使用と独立して、糖尿病頻度を高めるという仮説を立てて、Atherosclerosis Risk in Communities (ARIC) Study cohort で検討し、様々な感度分析において確認された。
非補正モデルにおいて、食事性カリウム摂取と糖尿病発生頻度とに逆相関をみとめた。
血中カリウムはこのコホートにおいて、独立した偶発的糖尿病イベントのリスクということになる。

さらなる研究が必要。

Serum and Dietary Potassium and Risk of Incident Type 2 Diabetes Mellitus

The Atherosclerosis Risk in Communities (ARIC) Study

Ranee Chatterjee, MD, MPH; Hsin-Chieh Yeh, PhD; Tariq Shafi, MD, MHS; Elizabeth Selvin, PhD, MPH; Cheryl Anderson, PhD, MPH; James S. Pankow, PhD, MPH; Edgar Miller, MD, PhD; Frederick Brancati, MD, MHS

Arch Intern Med. 2010;170(19):1745-1751. doi:10.1001/archinternmed.2010.362


高-正常血中カリウム (5.0-5.5 mEq/L)と比較して、血中 4.0 mEq/L未満、4.0-4.5未満、4.5 -5.0 mEq/L未満の それぞれの糖尿病偶発発生補正HRは、1.64 (95% CI, 1.29-2.08)、 1.64 (95% CI, 1.34-2.01)、 1.39 (95% CI, 1.14-1.71)

電話フォローアップ追加8年でリスク増加は維持されており、<5.0 mEq/L未満の場合HRsは1.2-1.3
食事性カリウム摂取は有意に糖尿病リスク補正と関連するが、これは単解析だけで、多変量解析では認めない。


コホート研究であり、要約を見ると、なんだか、釈然としない部分がある。

by internalmedicine | 2010-10-26 08:51 | 糖尿病・肥満  

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