電子たばこ:インターネットによる急速普及と問題点

電子たばこの問題点は、以前から 取り上げてきた。多環芳香族炭化水素(PAH)ニコチン含有の問題点など
しかし、いつまでも、無知なキャスターたちのためか、あるいは、背後に組織的なものがはたらいているのかわからないが、相も変わらず、ラジオ・テレビで友好的にとりあげることが多い。



E-Cigarettes: A Rapidly Growing Internet Phenomenon
Ann Int Med. November 1, 2010 vol. 153 no. 9 607-609



電子たばこ:Electronic cigarettes (e-cigarettes) エアゾール化ニコチンやたばこ類似の香料を添加し、受動喫煙より従来からの毒性が少ないことを目的とした製品
オンラインやリテーラーにより販売が広く行われてるが、予期せぬ毒性や、利用者に告知されてないニコチン供給源と成る可能性が新しい報告で示されてきた。

多くの国ではすでに中止もしくは、制限を強く受けている。

現在、USでは、電子たばこは医薬品のレギュレーションを受けていない(非合法的)存在である。

たとえば、ウェブ検索、バーチャルユーザーコミュニティー、オンラインストアを含むインターネットでの電子たばこの存在が急激に大きなウェイトを占めてきている。


医師たちは、この電子たばこの広がり、有効性疑問、安全性の関心などに注意を払い、患者に対して、しようすべきで無い旨指導すべきで、エビデンスベースな合法的アプローチについて情報を提示するようadvocateすべきである。



某禁煙関係の”学術団体”をかたる団体の事務局長は、何の議論もすることなく、電子たばこ容認を公表してた・・・あの”学会”って、学術団体ではないんだなぁ・・・と・・・

”電子たばこ「タエコ」で一服いかが 「禁煙が楽に」2008年12月7日朝日新聞)はみごとにWeb上からも消された・・・女性新聞記者が厚労省内で電子たばこを吹かす・・・アホな姿が見られたのに・・・

by internalmedicine | 2010-11-02 11:00 | 喫煙禁煙  

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