妊娠中アセトアミノフェン暴露と小児喘鳴・喘息の関連は母体の抗酸化遺伝子に依存する

遺伝子発現型によっては、妊娠中アセトアミノフェン使用時に、その警告が必要か?
今のところ、一般には、遺伝子検査なんてできないから・・・家族歴聴取必要?

Prenatal acetaminophen exposure, maternal antioxidant gene polymorphisms and childhood asthma
Shaheen et al
Journal of Allergy and Clinical Immunology (www.jacionline.org)


pubmedと表題が違うのだが・・・

Prenatal and infant acetaminophen exposure, antioxidant gene polymorphisms, and childhood asthma.
Shaheen SO, Newson RB, Ring SM, Rose-Zerilli MJ, Holloway JW, Henderson AJ.
J Allergy Clin Immunol. 2010 Nov 2. [Epub ahead of print]

喘息・喘鳴と妊娠早期アセトアミノフェン暴露関連リスクは、Nrf2 minor T alleleの時増加する (P interactions, .02 and .04, respectively)
妊娠後期の暴露と喘息の関連は、母体がGSTT1 genotypeを有する場合に増加 (P interaction, .006)し、喘鳴リスクも増加l GSTM1 was present (P interaction, .04)

新生児のアセトアミノフェン使用はアトピー増加リスクと相関するが、子供のアンチオキシダント遺伝子型がアセトアミノフェン使用・喘息発現型と修正的関連無し。
しかし、母体GSTM1の存在下の妊娠時アセトアミノフェン使用は、喘息・喘鳴のリスク増加と関連する。このことは小児期のGSTM1を有する子供でもさらに影響が及ぶ。


出産前パラセタモール暴露と、小児喘息リスクの関連は、母体のアンチオキシダント遺伝子(p45-related factor 2 (Nrf2) polymorphism、 glutathione S-transferase (GST) M1、 T1、P1 polymorphisms)に依存するとイギリスの科学者たち。

小児の出生直後・後年小児期の暴露と喘息の関連づけを強化する研究結果

Seif Shaheen指導の研究で、British Avon Longitudinal Study of Parents and Children (ALSPAC)のデータに基づくもので、母体妊娠時から、子供が8歳までの14000名対象の研究。

by internalmedicine | 2010-11-11 11:20 | 呼吸器系  

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