肺炎後スタチン:死亡回避治療必要人数 15 ・・・ スタチン予防効果

肺炎診断時のスタチン治療による死亡回避効果は以前から報告されている。

この研究は、エビデンスレベルとしては後顧的研究で、確定的なものではないが、インパクトとしては大きい。

Effect of statin treatment on short term mortality after pneumonia episode: cohort study
BMJ 2011; 342:d1642 doi: 10.1136/bmj.d1642 (Published 6 April 2011)
Cite this as: BMJ 2011; 342:d1642

英国の:United Kingdom Health Improvement Network database,
電子プライマリ・ケアカルテ記録、600万名を超す記録

1995-2006年のスタチン治療開始患者すべて129288名とマッチ化した対象非スタチン使用者600241名
肺炎診断9073、1398名がスタチン使用

comparable propensity scoresによるスタチン使用、非使用比較で、使用者 95/942 、 未使用 686/3615名が肺炎診断日に死亡
フォロアップ6ヶ月で、死亡比較 使用者 109/874 未使用 578/2927 (補正ハザード比 0.67 (0.49 to 0.91)



臨床上ベネフィット換算すると、肺炎後6ヶ月スタチン治療で1名に死亡回避に15名のNNTとなる





by internalmedicine | 2011-04-08 10:28 | 呼吸器系  

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