フランス:アクトス投与控えるよう呼びかけ

仏、投与控えるよう呼びかけ 武田薬品の糖尿病治療薬
2011年6月10日11時18分
http://www.asahi.com/business/update/0610/TKY201106100128.html

この報告に関する反応
 ↓

アクトスと膀胱癌の関連性報告 2011年 05月 19日

U.S. Food and Drug Administration (FDA) Adverse Event Reporting System (AERS) で、膀胱癌との関連が明らか
Assessing the Association of Pioglitazone Use and Bladder Cancer Through Drug Adverse Event Reporting
Published online before print April 22, 2011, doi: 10.2337/dc10-2412 Diabetes Care April 22, 2011
93の報告で、138の薬剤関連ペア呼応分析
reporting odds ratio (ROR)は、ピオグリタゾンで明確なリスクを示唆 (4.30 [95% CI 2.82–6.52])
し、glicazideとacarboseでかなり弱いリスクを示しすが、2つの薬剤治療例が少なすぎる。



Press release 09/06/2011
Update on ongoing European review of pioglitazone–containing medicines
Suspension of use of these medicines in France while Europe-wide review continues
http://www.ema.europa.eu/ema/index.jsp?curl=pages/news_and_events/news/2011/06/news_detail_001275.jsp&murl=menus/news_and_events/news_and_events.jsp&mid=WC0b01ac058004d5c1

最後のURL先は、武田製薬MRさんがFAXで送ってくれた情報ソース ← 偉いなぁ武田さん! で、武田製薬に珍しく好印象なので書くわけでないが、上記きっかけの報告って、症例対照の寄せ集めみたいのもの。
アクトス嫌いな私が素っ気ない記載しかしなかったのもそういう理由、で、日本で騒がれた、”スタチンとがん”のような関係を彷彿させるが・・・まだ、データ解析やら議論が必要だろう。



 フランス政府の医薬品規制当局は9日、武田薬品工業の糖尿病治療薬である「アクトス」と「コンペタクト」の投与を控えるよう求めることを決めたと発表した。膀胱(ぼうこう)がんの危険性をわずかに高めることを示す研究結果が出たためという。

 武田薬品工業の2010年の年次報告によると、アクトスは、血糖値を下げる効果があるとして世界約100カ国で販売されている。11年3月期決算によると、アクトスの売り上げは3879億円で売上高全体の27%を占める。

 フランス当局によると、アクトスは欧州では00年に認可され、アクトスと他の薬品を合成したコンペタクトも06年に認可された。フランスでは23万人がアクトスを使っているという。

by internalmedicine | 2011-06-10 15:36 | 糖尿病・肥満  

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