オゾン発生器、マイナスイオン治療?機器批判



一つ下の記事の紹介論文はオゾン・マイナスイオン批判の追加材料となります。


市販のオゾン発生器の中には、この10 µg/m3をはるかの超すものが有ります

殺菌という宣伝文句に惑わされるのは問題です。
マイナスイオン発生器は、このオゾン問題が含まれます。GINAという喘息ガイドラインではマイナスイオン発生器についてわざわざふれており、“オゾン発生”の理由で望ましくないとかかれております。

ある大企業製品の“ヘアドライヤーは0.02ppm”
http://www.ne.jp/asahi/ecodb/yasui/MinusIonAgain.htm
らしいのですが、オゾン濃度のコントロールがほんとにできているかどうか・・・・・オゾンの問題点は安全域が大変狭く、その生体への有効性が確立していない、あるいは、不明であるところです。











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以下、計算記録
<mg/m3←ppm<
ozone <-function(x,t){x*(t+273)/273*22.4/48}
最近、PC上にR(http://www.cnpnet.co.jp/hp/21page/page011.html)を立ち上げているんですが、この計算式((ref. http://www.cnpnet.co.jp/hp/21page/page011.html))だと

20℃で計算すると
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1ppm→0.50mg/m3→50μg/m3
0.1ppm→0.05mg/m3→5μg/m3
0.2ppm→0.10mg/m3→10μg/m3
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となります。

by internalmedicine | 2004-11-09 11:49 | 医学  

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