母体の磁界暴露と子供の喘息リスクの関連

前向きコホート研究


Maternal Exposure to Magnetic Fields During Pregnancy in Relation to the Risk of Asthma in Offspring
Arch Pediatr Adolesc Med. Published online August 1, 2011. doi:10.1001/archpediatrics.2011.135


共役要素補正後、母体のMagnetic Field1日暴露中央値と子供の喘息リスクの間に線形量反応関係が有意に認められた。
母体MFレベル、1-mG増加毎に、子供の喘息 15%増加に寄与 (補正ハザード比 [aHR], 1.15; 95% 信頼区間 [CI], 1.04-1.27).

カテゴリーMFレベルを用いて、結果は母のMFフィールド低い場合の子供に比較して、同様の量反応関係がみられた。
妊娠中24時間MFレベル中央値 0.3mG以下に比較して、2.0 mG を越える暴露母体の場合、子供は3.5倍の喘息増加  (aHR, 3.52; 95% CI, 1.68-7.35)
MFレベル中央値(0.3超から2.0 mG)の場合は74%の喘息増加  (aHR, 1.74; 95% CI, 0.93-3.25).
MFの影響と、母の喘息病歴・誕生順(初産)に統計学的な有意なsynergistic interactionがみられた。


フルテキストで考察をみたいが、貧乏な開業医に、これ以上出費は・・・


磁界に関しては、日本では、規制がはっきりしてない(http://www.kyuden.co.jp/life_living_denji_q07.html)


電磁波として、やはり携帯電話や電力線などが、子供の喘息発症に関わるかもしれないという話

by internalmedicine | 2011-08-02 09:22 | 呼吸器系  

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