吸入ステロイド治療抵抗性喘息:IL-13 阻害 Lebrkizumab治療

吸入ステロイドにてコントロール不良の喘息患者へのIL-13 阻害剤投与で、12週間治療にて、有意な肺機能改善

Lebrikizumab Treatment in Adults with Asthma
Jonathan Corren et. al.
N Engl J Med. August 3, 2011 (10.1056/NEJMoa1106469)
a0007242_11412516.jpg


ベースラインでは平均FEV1は予測値で65%、1日580μICS平均投与量、80%がLABA併用

12週時で、平均FEV1は5.5%プラセボより改善  (P=0.02)

高ペリオスチン・サブグループ患者では、FEV1はプラセボより8.2%改善 (P=0.03)

低ペリオスチン・サブグループでは、ベースラインFEV1からの増加は、プラシーボ群よりlebrikizumab群で1.6%高い(P=0.61)

筋骨格系副作用はプラシーボよりlebrkizumabで多い (13.2% vs. 5.4%, P=0.045)


ペリオスチンは、広く炎症疾患の線維化に関連したマトリックスタンパク質であり、ペリオスチン発現を含むアレルギー性炎症における線維化が,単に炎症の結果ではなく,病態形成の増幅過程の一部を形成している。

気道リモデリングとの関連した指標として上記論文で用いられている。


上記パラメータの改善ってのは臨床的アウトカムにどれほどの影響を与えるのだろうか?
説得ができるだろうか?

by internalmedicine | 2011-08-04 11:55 | 呼吸器系  

<< 前立腺癌検診:尿中TMPRSS... HTA-SADD研究 認知症抗... >>