都市部自転車利用は、圧倒的に死亡リスクを軽減 ・・・ 主に運動による効果 +CO2排泄減少

約18万人をスペインバルセロナで、自転車シェアリングの健康への影響を検討

プライマリアウトカムは、1)運動、2)大気汚染(PM<2.5)、3)交通事故

The health risks and benefits of cycling in urban environments compared with car use: health impact assessment study
BMJ 2011; 343:d4521 doi: 10.1136/bmj.d4521 (Published 4 August 2011)

自転車利用のバルセロナ住民は交通事故死 0.03、 大気汚染し 0.13
運動の結果、12.46の死亡回避(ベネフィットリスク非 77)

年間死亡回避数は 12.8となり、年間炭酸ガス節約は906トンあまり

Sensitivity analysis tornado plot
信頼区間対数表示した運動による全死亡率に対する相対リスク・センタイル表示


自転車生産に関わるCO2排出量は? ・・・ 車に比べれば少ないだろうけど・・・

バルセロナも車社会であり、電車の発達している東京などではまた異なることだろう。

by internalmedicine | 2011-08-05 08:20 | 環境問題  

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