人工呼吸換気卒後教育:つめこみでは効果無し

人工呼吸関連臨床プロトコールと訓練知識:卒後教育の効果に関する後顧的調査

American Board of Internal Medicine (ABIM) Critical Care Medicine Certification Examination


回答率:90/129(70%)
77プログラム(86%)がベンチレーション離脱、66(73%)がセデーション管理、64(60%)が手術時の肺擁護換気
88(98%)が、総計553試験のABIM Critical Care Medicine Certification Examinationを受けた被訓練者
直近3年間で、88プログラム中、27(31%)がプロトコール0、19(22%)が1プロトコール、24(27%)が2プロトコール、18(20%)が3プロトコール
42(48%)プログラムは高密度、46(52%)低密度でそれぞれ、304迷(55%)、294名(45%)の被訓練者
2変量解析で、高密度v低密度で平均スコア差なし (497; 95% CI, 486-507  vs 97; 95% CI, 485-509)、平均差は0 (95% CI, –16 to 16)で、高密度群の好スコア
多変量解析にて、人工呼吸スコア高密度プログラムに於けるトレーニングとの相関認めず(補正平均差, −5 36; 95% CI, –207 to 100)



卒後教育は高密度にしてもさほど教育効果は上がらないようだ。

by internalmedicine | 2011-09-08 07:27 | 医学  

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