黒人女性:肥満・ウェスト経の死亡率への影響 ・・・ ”内臓肥満”にこだわる米国研究者

米国の方は、まだ ”メタボ”や”腹部肥満”という概念にご執心のようだ・・・BMI正常な人のうちの、ウェスト経にこだわっている

黒人女性での検討でBMI正常範囲中の人たちになんとかウェスト経と死亡率ハザードリスクの相関をみつけてその意義を強調しまくっている。


1773名の死亡、非喫煙者 死亡770名に死亡の33916名の女性の前向きコホート

非喫煙者中、死亡リスクはBMI 20.0-24.9で最も低い
このrangeのBMIDではBMI増加毎に死亡リスク増加

BMI 22.5-24.9のカテゴリーを参照カテゴリーとした多変量補正ハザード比
BMI of 25.0 to 27.4: 1.12 (95% confidence interval [CI], 0.87 to 1.44)
BMI of 27.5 to 29.9: 1.31 (95% CI, 1.01 to 1.72)
BMI of 30.0 to 34.9: 1.51 (95% CI, 1.13 to 2.02)
BMI of 35.0 to 39.9: 1.27 (95% CI, 0.99 to 1.64)
BMI of 40.0 to 49.9: 2.19 (95% CI, 1.62 to 2.95) (P<0.001 for trend)

ウェスト経が大ほど、BMI<30 の 女性では全原因死亡率増加と関連する

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General and Abdominal Obesity and Risk of Death among Black Women
Deborah A. Boggs, Sc.D., Lynn Rosenberg, Sc.D., Yvette C. Cozier, D.Sc., Lauren A. Wise, Sc.D., Patricia F. Coogan, D.Sc., Edward A. Ruiz-Narvaez, Sc.D., and Julie R. Palmer, Sc.D.
N Engl J Med 2011; 365:901-908September 8, 2011

包括的に言えば肥満は死亡リスク増加と明らかに関連しているが、過体重(BMI 25-29.9)では一致した結果は出てない。19コホート研究146万人の白人研究ではやはり全原因としてBMI25以上でも死亡リスク増加が示された。そして、BMI20未満でも非喫煙者においてリスク増加が示されてきている(Engl J Med 1999;341:1097-1105, N Engl J Med 2006;355:763-778, N Engl J Med 2008;359:2105-2120, JAMA 2005;293:1861-1867, Obesity (Silver Spring) 2010;18:214-218)。
同様の解析が110万名のアジア人で認められ、東アジアでは、非喫煙者では22.6-27.5がもっとも死亡リスクが少ない、一方インド・バングラディシュではBMI低下も死亡リスク増加とされた(N Engl J Med 2011; 364:719-729February 24, 2011)。

黒人に関してデータが少なく、今回の報告となったという序文説明

by internalmedicine | 2011-09-08 07:57 | 糖尿病・肥満  

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