GLP-1受容体作動薬ビクトーザ+インスリン付加治療は体重増加少なく有効なオプションになりそう?

Bain S, et al "Adding insulin detemir (IDet) to liraglutide and metformin improves glycaemic control with sustained weight reduction and low hypoglycaemia rate: 52 week results" EASD 2011; Abstract 73.


GLP-1受容体作動薬のリラグルチド(製品名:ビクトーザ)

これもmedpagetodday(http://www.medpagetoday.com/MeetingCoverage/EASD/28508)からの情報

2型糖尿病患者のビクトーザにインスリンに付加したところ体重減少を消失させず、インスリンにて血糖コントロール状態を獲得できた
ビクトーザ+メトホルミンにて血糖コントロール出来なかった患者に、レベミルを付加したところ、1年後HbA1c 0.5%低下(P<0.0001)

GLP=1とインスリン併用は効果的というbottom-line messageを含んでるという話。

発表者側は安全性を強調している。


988名の、SU剤+メトホルミンにてHbA1c 7%未満未到達患者、12週間のビクトーザ+メトホルミン run-in phaseを儲け、167名のrun-in phaseでの脱落例

3ヶ月後、ビクトーザによる目標到達498名で、SU剤を排除し、52週フォローアップ。


HbA1c 7%超の323名のうち、161名をビクトーザ+メトホルミン併用継続、残りをビクトーザ+メトホルミン+インスリン detemir併用に割り付け

52週後、目標のHbA1cを越えた患者では、run-in phase後 平均7.7%で、インスリン投与群の0.50%減少に対し、0.01%平均的に高い。run-in phase後のHbA1cは継続し、7%未満維持されている。

トライアル終了時
・ビクトーザ+メトホルミン治療 目標HbA1c 到達 21.5%
・上記薬剤+インスリン治療 目標HbA1c 到達 51.9%

維持治療にて HbA1c 7%維持 72.7%

上記処方のやり方は、有効なやり方になりそうですが、現時点では公的医療保険適応外です。

by internalmedicine | 2011-09-15 10:23 | 糖尿病・肥満  

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