抗IL13治療:Lebrikizumabによるコントロール不良喘息治療 periostin値による層別化有効

中用量から高用量吸入ステロイドでコントロール不良喘息患者での生物学、臨床的評価

Lebrikizumabは、IgG4ヒト化モノクローナル抗体であり、特異的にIL-13に結合し、阻害作用を有し、Lebrikizumab はhinge部分のsingle point mutationにより安定性を増加させたもの

抗IL-13作用のlebrikizumab治療で、喘息コントロール改善させるかどうかの検討

喘息治療の反応とIL-13発現heterogeneityの関連が治療不応性の病態改善に役立つ。
すなわち、この報告の場合、periostinで層別治療での効果が示された

Lebrikizumab Treatment in Adults with Asthma
Jonathan Corren et. al.
N Engl J Med 2011; 365:1088-1098September 22, 2011

lebrikizumabのランダム化二重盲検プラシーボ対照化研究

コントロール不良喘息219名成人

プライマリ有効性アウトカムは、気管支拡張前FEV1 ベース欄からweek 12の変化率
セカンダリアウトカム亜h、24週間の喘息急性悪化率

サブグループとして、Th2状況(assessed on the basis of total IgE level and blood eosinophil count) 、血中periostin levelを事前登録

ベースラインで、平均FEV1は予測値の65%で、ICS平均投与量は580μg/日
LABA使用率は80%

week 12で平均FEV1増加は、プラシーボ群比較で5.5%(P=0.02)

高periostinサブグループ群では、ベースラインからのFEV1増加は、lebrikizumab群ではプラシーボ群比較で 8.2%  (P=0.03)
低periostinサブグループ群では、ベースラインからのFEV1増加は1.6%  (P=0.61)

筋骨格筋腹作用がプラシーボ群よりlebrikizumab群で多い(13.2% vs. 5.4%, P=0.045)

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Roche系Genentech社開発?

Review: Treatment strategies for allergy and asthma
Stephen T. Holgate1 & Riccardo Polosa
Nature Reviews Immunology 8, 218-230 (March 2008)

by internalmedicine | 2011-09-22 10:24 | 呼吸器系  

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