そんなに揉んでいいのかNHK


インフルエンザ予防接種ガイドラインではなぜか、数回揉むことが推奨されてます
"注射後は接種部位を清潔なアルコール綿で押さえる。接種直後に同部位を液が漏れ出ないように注意しながら数回揉む。この時点であまり強く揉むと皮下出血を来すこともあるので、特に血管の脆弱な高齢者や出血傾向のある被接種者ではこの点注意を要する。"
http://www.mhlw.go.jp/topics/bcg/tp1107-1e.html


“ワクチンの皮下接種では意味がない。むしろアナフィラキシー反応の抑制の意味では揉まない方が好ましい。ただしDPTワクチンは局所反応が高頻度に出現するため、局所反応(特に硬結)を少なくするために揉む必要があるとの報告もあるが、痛まない硬結の存在は児の負担にはならない。・・(略)・・
下村国寿他「 DPTワクチン接種後の局所反応に関する臨床的検討」福岡小児科医報33:35-36、1995)
http://square.umin.ac.jp/masashi/clinicalcase.html

と、私はこちらの方を信じております。

血中への移行を促進させると
1)皮下での抗原提示の機会をへらすことになる
2)アナフィラキシーの危険性増大
の可能性がありますね。

NHKニュースだとかなり揉んだ上で、かつ、揉ませてますねぇ
http://www3.nhk.or.jp/news/2004/12/09/k20041209000069.html#

(Expireされるはず:接種者自身がかなり揉んだ後、本人にも指導して揉ましている動画)


Peg化されたインターフェロン、皮下注になってるんですけど、確認のため聞いたら、”揉まぬ事”とのMRの返事でした。

筋注の意味は即効性です。皮下注は持続性です。


たとえば、緊急性を要するアナフィラキシー時の皮下注は間違いで、アドレナリン筋注後が必要です。それさえ、間違われて行われている日本の医療です。
(参考:私のかつての勉強日記

by internalmedicine | 2004-12-09 15:47 | 呼吸器系  

<< クランベリーの尿路感染予防効果 大腸癌や腺腫性ポリープの予防に... >>