初潮前後の喘息女児は肥満と重症度相関、2-5歳のウィルス性喘息悪化・間歇型にLT拮抗剤効果あり

小児から思春期喘息2題目



Asthma Severity Is Associated with Body Mass Index and Early Menarche in Women
http://ajrccm.atsjournals.org/cgi/content/abstract/171/4/334
American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine Vol 171. pp. 334-339, (2005)
喘息の重症度とBMIの関連はあまり研究されてない。366名の喘息患者(pidemiological Study on the Genetics and Environment of Asthma)で、症例対照と家族研究。

喘息重症度とBMI、喫煙、FEV1、気道過敏性、呼吸困難という要因を考慮。

直近12ヶ月の臨床的な重症度は喘息発作頻度や発作時持続症状や入院率などのスコアで評価。
性別と関連せず、喘息の重症度は、女生徒ではBMI増加とともに増加、男性ではその関連はない。
女性において、年齢、FEV1、喫煙習慣、BMI補正呼吸困難度など、家族的な依存要因を補正してもこの関連は認められた。

BMIと重症度は女性において、初経のころの女性では、そうでないこの女性のくらべて強い相関がある(p=.02)。この所見は掘るも的な影響が喘息の重症度と関連している仮説を支持する。



・PREVIA study
Montelukast Reduces Asthma Exacerbations in 2- to 5-Year-Old Children with Intermittent Asthma
http://ajrccm.atsjournals.org/cgi/content/abstract/171/4/315
American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine Vol 171. pp. 315-322, (2005)
2-5歳児のウィルス誘起性喘息急性悪化予防にLT受容体antagonistが有効化のデザインされた研究。
12ヶ月の他施設、二重盲検・平行グループ研究
呼吸器感染症とエピソードの最小の症状と関連した急性増悪の研究
The study was a 12-month multicenter, double-blind, parallel-group study of patients with asthma exacerbations associated with respiratory infections and minimal symptoms between episodes.
経口montelukast4 or 5mg(年齢に応じた処方):n=278とプラセボ:271を12ヶ月1日1回割り当て。
世話するひとに子供の症状やβアゴニスト使用、ケアソース利用を記録してもらう。

12ヶ月に及ぶ治療において、montelukastは有意に喘息急性悪化をプラセボに比較して31.9%減少。急性悪化回数は1.60エピソード/年 vs 2.3エピソード/年
montelukastはまた約2ヶ月まで最初の急性悪化までの期間中央値を遅くさせ (p = 0.024)、吸入ステロイドコースへ変更する率を少なくした(p = 0.027) 。

結論:Montelukastは12ヶ月に及ぶ間歇的発作の喘息児童に効果的に2-5歳児の喘息急性悪化を減少させ、耐用性も良好であった。


ちなみに・・シングレアチュアブル錠5 5mg…285.8/錠:年間104317円
ref.薬価サーチ
http://www.okusuri110.com/i/4_yaka/4_yaka_00top.html


年中、気道感染を繰り返し、喘息を繰している(ホクナリンテープを張られている)小児をみますが、あれよりは、LT-R antagonistのほうがエビデンスがある?

ちなみに、2002年の小児の喘息ガイドラインです。
 ↓
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本日のCHESTに、後者論文を指示する文献がありました。

The Effect of Montelukast on Exhaled Nitric Oxide and Lung Function in Asthmatic Children 2 to 5 Years Old
http://www.chestjournal.org/cgi/content/abstract/127/2/509
Chest. 2005;127:509-514.
入学前のアレルギー性の喘息(日本ではアトピー型か)子供にとって、肺機能とeNO測定による気道炎症は正の相関であった。

by internalmedicine | 2005-02-11 16:30 | 呼吸器系  

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