リポキシンと喘息


ロコトルエン受容体というのも結構種類があるのですねぇ・・・
http://pharmrev.aspetjournals.org/cgi/content/full/55/1/195/T2

ここでは未だ解説が無いようだけど・・・lipoxin(s)が今回の話題
http://www.tohoyk.co.jp/documents/14041419.pdf


リポキシン合成
http://www.scielo.br/img/fbpe/bjmbr/v34n5/4090i02.gif

lipoxin(s)は、化学的に、機能的にleukotriene(s)とは異なる。LXA4とLXB4は構造は似ているが、全く異なる生化学活性を示す。
LXA4は好中球と相互作用し、その結合部位はLXB4は認識されない。
LXB4はヒト単核球細胞から顆粒球・単球コロニーの増殖分化の刺激を行う強力なアゴニストで、細胞周期のS相を増加させ、核内のPKC活性を促進する。この作用はLXA4にはない。
しかし、LXB4もLXA4と共同作業、たとえば末梢血単球を刺激し、骨髄のprogenitor cellsの増殖を促進する・・・・(めんどくさいから・・・参照:http://pharmrev.aspetjournals.org/cgi/content/full/55/1/195#SEC3_2
・・・とかかれている。


Diminished Lipoxin Biosynthesis in Severe Asthma
American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine Vol 172. pp. 824-830, (2005)
http://ajrccm.atsjournals.org/cgi/content/abstract/172/7/824

重症喘息は、ステロイド治療にかかわらず持続する気道炎症の増加により特徴づけられている。しかし、軽症・中等症喘息では単に好酸球集積しているだけだが、他のユニークな特徴を有するのが重症喘息の特徴となっている。アラキドン酸代謝は気道炎症・反応性に関連するとされるが、前・反炎症性 Eicosanoidの生化学的役割の変化は見出されてなかった。 lipoxin A4というcounterregulatory mediatoは微量のpicogram単位検知されるものであり、特殊な蛍光ベースの検査でなければならない。全血にて、平均lipoxin A4値は軽度喘息に比べ重症喘息では減少 (0.4 [SD 0.4] ng/ml vs. 1.8 [SD 0.8] ng/ml, p = 0.001). sharp contrastでは、prophlogistic cysteinyl leukotrieneは重症にて増加(112.5 [SD 53.7] pg/ml vs. 64.4 [SD 24.8] pg/ml, p = 0.03). lipoxin A4の循環血中基礎値も中等症比較では重症で減少。 lipoxygenase由来eicosanoid生合成のバランスの喪失は気道閉塞の程度と相関。

これの追試?

http://ajrccm.atsjournals.org/cgi/content/abstract/200410-1413OCv1

よりさかのぼれば・・・
2002-08-17 - 「実験的に喘息にしたマウスにlipoxin A4 (LXA4)という生体物質の類似物質・LXaを投与したところ、気道の狭窄・炎症を治療できた」という研究成果がBrigham and Women's Hospitalの研究者等によって2002年8月12日のNature Medicine誌のオンラインバージョンに発表されました。




http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=PubMed&list_uids=15637547&dopt=Citation

International Union of Pharmacology XXXVII. Nomenclature for Leukotriene and Lipoxin Receptors
http://pharmrev.aspetjournals.org/cgi/content/full/55/1/195

by internalmedicine | 2005-10-04 15:06 | 呼吸器系  

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