喘息と精神疾患

Are psychiatric disorders associated with worse asthma control and quality of life in asthma patients?
- Respiratory Medicine Volume 99, Issue 10 , October 2005, Pages 1249-1257


喘息コントロールを良好にすることが喘息治療の主なゴールとなっている。喘息患者に精神疾患の率が多いことが報告されているが、喘息コントロールとQOLへのこの疾患のインパクト未だ不明。

Asthma Control Questionnaire (ACQ)
Asthma Quality of Life Questionnaire (AQLQ)

34%が1つ以上の精神疾患を有し、大うつ病(major depression)(15%)、軽度うつ病(minor depression)(5%)、気分変調性障害(dysthymia)(4%)、panic disorder(12%)、全般性不安障害(generalized anxiety disorder)(5%)、社会恐怖症(social phobia)(4%)。

肺機能は差異がないが、ACQやAQLQスコアは悪化させ、年齢、性別、重症度と無関係に気管支拡張剤使用が多い。
結論:精神疾患は喘息コントロールの不良リスク
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以上の精神疾患を区別しろといわれると内科医の私にはつらい・・・
大うつ病性障害

軽度うつ病(minor depression)
DSM-III,DSM-IV のmajor depression のクライテリアは重症例に当たります.最近の若い先生方は,それらの診断基準を基に診断をすると,基準を1 つでも欠落した人はうつ病に該当しないと考える方がいるのです.ICD-10 では軽症のカテゴリーまで設けていますが,sub-threshold depression やsubclinical syndrome of depression と呼ばれる,軽症にも該当しないもっと軽い症候しか現さないうつ病の患者さんを,いかに早くピックアップして治療するかが大切だと思うのです.うつの経過は,軽症から始まって重くなって治っていくという縦断面的な観察,診断の技術を備えていないといけないと思います.
(《特集》うつ病の診断と治療の進歩 124.1 7.1 2000 )

dysthymia:Dysthymiaは慢性のうつで、一定してmoodは低いが、他のdepressionと比べて極端ではない。

パニック障害:喘息と合併がしばしば問題になる。両疾患を持つ場合は少なくない。

全般性不安障害:http://www.fuanclinic.com/sonota/v3412_t.htm



Dysthymiaやパニック障害が多いような気がしていたが、大うつが一番多いというのは意外



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by internalmedicine | 2005-10-11 15:11 | 呼吸器系  

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