体位性睡眠時無呼吸

睡眠時無呼吸症候群の診断・治療に体位性変化を恣意的に行って検査すべき時代になったのかもしれない。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
体位性の睡眠時無呼吸は軽症例(AHI:5-15)の49.5%(49/99)で、中等症(AHI:15-30)で19.4%(14/72)、重症(AHI:30<)の6.5%(5/77)である。
OSA(閉塞型睡眠時無呼吸症候群)の50-60%が睡眠中の体位が無呼吸・低呼吸の頻度に影響を及ぼすとされ、OSA患者の約30-50%が体位改善だけで治療可能という推定

睡眠時間はどの体位でも15分を越えない
VAWNY studyで38.7%、連合睡眠センターでの終夜研究では33.2%で、split-night studyでは82.5%で15分を越えなかった。
不十分な睡眠時間のパーセンテージは、split-night studyでより大きい
(要するに普通のStudyでは見逃すぞ!という警告)
※split-night studyの重要性

首半径が小さいほどこの体位性の睡眠時無呼吸は多く見られる
Chest. 2005;128:2130-2137: soon publishing
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(medscape:http://www.medscape.com/viewarticle/514608)


統計的な記載としては・・・95%信頼区間を付記すれば
━━━━━━━━━━━━━━━
軽症:49.4%(39.6%-59.3%)
中等症:19.4%(10.3%-28.6%)
重症:6.5%(0.1%-12.0%)
━━━━━━━━━━━━━━━
という表現になる。

by internalmedicine | 2005-10-18 12:09 | 呼吸器系  

<< 肥満手術の死亡率、トレンド、入... 吸入インスリンの2型糖尿病治験... >>