治安悪化・検挙率減少・凶悪犯増加は本当か?

医学とは関係ないのだろうが・・・以前から気になってたこと・・・


主張のすべては是とできないが、日本の治安悪化が真実であるというメディアの主張を批判しているサイトがある。・・・・>「NO!監視」ニュース



H14年度犯罪白書の以下のグラフをみると日本はほんとに治安悪化と検挙率低下が著明

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ところが、平成14年度の図表でみると殺人は必ずしも増えてない
(なぜか、H16年度にこの図がない)

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強盗・恐喝・強制わいせつの増加が著しいが、殺人・強姦はむしろ昭和50年代より少ない。
傷害は一度減少した件数が最近急激に増加している。

これは文字通り、とらえて良いのか?

前記のサイトの分析ではこうだ・・・・
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警察の不祥事を契機として平成12年の警察改革で「告訴告発の受理処理の適正化と体制強化について」などの4種類の通達が出され、相談しやすい環境を整えた。その結果、相談が増えて、警察窓口では前裁きできなくなり、事件として立件されていく。余罪調査も簡略化されて、検挙率が下がっていく。これをマスコミが報道する。これによって、体感治安が悪化していく。こうして「安全神話が崩壊した」という言説がもたらされ、外国人と少年をターゲットにして厳罰化が進められている。
 犯罪報道と実際の犯罪の関係をみると、実際の殺人の認知件数は緩やかな減少傾向にあるのに、殺人に関する報道の件数はどしどし上昇している。犯罪の不安を何によって感じるか調査してみると、54・1%と最も多かったのが「新聞やテレビの犯罪報道をよく見る」とあげている。「少年による犯罪は増えたと思いますか」という質問に「非常に増えている」と回答した人の比率では、「あなたの街では」が13・5%、「世の中全体では」が62・5%である。身近なところではあまり聞いたことがないが、報道を見ると少年犯罪が増えていると感じる、ということだ。
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どうも、メディアが主張する治安悪化・検挙率減少・凶悪犯増加というのに対してそのまま信じるわけにはいかないということがいまさらながわかる。


外国人犯罪は、組織犯罪、凶悪犯罪比率が高いと言わざる得ない(参考)ことを考えれば、やはり対策は十分に行わなければならないと思う。



もちろん、青少年犯罪の急増はうそ という主張は 当然だと思うが・・・

青少年犯罪に関しても、戦後のどさくさを比較して少ないと言っても、漸減化しているわけでないようである。1990年代に比べ直近年ではけっして減少はしてないのである。それを過小評価しては、今後の日本に禍根を残す。十分な対策は必要であろう。・・・・犯罪は少ない方がよい。

Nシステムなどは監視カメラだが、多くの事件解決に寄与している。

公安が別途利用しているかは知らぬし・・・公安の暴走を抑えるためには、一種のシビリアン・コントロール強化が必要であろうが、・・・・最初から監視システムはダメってのも偏った意見と思う。

by internalmedicine | 2005-12-04 22:04 | その他  

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