COPD急性悪化とmtapneumovirus(hMPV)

RSウィルスやインフルエンザウィルス陰性のインフルエンザウィルス疾患の患者みられたり、、小児の下気道感染の原因として話題のmetapneumovirus

これをみるとRSウィルスと違い、インフルエンザ流行時期に一致しており、RSがやや先行して流行し、metapneumovirusがインフルエンザと同時からやや広汎に流行?
 ↓
http://www.cdc.gov/ncidod/EID/vol8no9/02-0084-G1.htm

COPDとの関連は
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COPD急性増悪(AE-COPD):3/130:2.3%で metapneumovirus検出
 鼻洗浄液 6.5×10E+5 virus copies/ml 喀痰:1.88×10E+5 copies/ml

65名の安定COPD、34名の喫煙者非COPDも同時検討したが、検出されず

Relevance of human metapneumovirus in exacerbations of COPD
Respiratory Research 2005, 6:150

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関連は無いわけではないが・・・大きからずということか?
インフルエンザと同様、地域的な流行が関与するとすれば、このCOPD悪化との関連はまた悦の考察が必要となるだろう。



インフルエンザ迅速定点を見ると・・・ちょっと気になることがある

この報告基準は・・・
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《 報告のための基準 》
診断した医師の判断により、症状や所見から当該疾患が疑われ、かつ、以下の4つの基準を全て満たすもの
突然の発症
38℃を超える発熱
上気道炎症状
全身倦怠感等の全身症状
なお、非流行期での臨床診断は、他疾患とのより慎重な鑑別が必要である。

上記の基準は必ずしも満たさないが、診断した医師の判断により、症状や所見から当該疾患が疑われ、かつ、病原体診断や血清学的診断によって当該疾患と診断されたもの
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なのだが


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上下の地域が違うのである。なぜこの違いが出るかというと、きっと、インフルエンザ様診断の基準が違う、もしくは、迅速診断キットの入手・使用事情が違うからからなのだろう。流行の先行期にはとくにこのばらつき現象がみられる。
検査上の診断と、症候上の診断が混在しているのであろう。そのばらつきが検査前確率が低いときはばらつくという現象になっているようである。それ以外にmetapneumovirusやRSウィルスがどのように関与しているのであろうか?

by internalmedicine | 2005-12-29 18:37 | 呼吸器系  

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