蛋白摂取増加は癌リスク増加の原因となる



BMIなどと無関係に蛋白摂取量が少ないほどガンのリスクが少ないとのこと

1)低蛋白、低カロリー、生野菜
2)長距離ランナーの痩せた群
3)標準的な西洋食で、運動をしない群

insulin-like growth factor 1 (IGF-1)は1)の低蛋白食群でほかの2群より有意に少ない。体重Kgあたり0.73gの摂取量であり、ランナー群は1.6g、西洋食・運動不測群では1.23gであった。推奨基準より50%ほど蛋白摂取が多く、肥満となるだろう値であった。。

IGF-1が細胞増殖のpromotion作用として強力な成長因子として働く可能性があり、低IGF-1値が長寿と関係する可能性がある。

Long-term low-protein, low-calorie diet and endurance exercise modulat metabolic factors associated with cancer risk.
American Journal of Clinical Nutrition, vol. 84; pp. 1456-1462, December 2006.


それで、仮説として、低蛋白摂取とIGFとの関連が、報告された。

by internalmedicine | 2006-12-07 14:42 | 医療一般  

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