子供の受動喫煙の悪影響は人種による差がある


現時点では、CHEST(http://www.chestjournal.org/current.shtml)は、まだ発表されてないのだが・・

NewsBriefという形で、先行発表・・・
COPD治療に吸入ステロイド無効という論文が気になった・・・いずれ項をあらためてまとめようと思う


RACE AFFECTS TOBACCO ABSORBTION IN CHILDREN
Tobacco Toxicants Significantly Higher in African Americans
http://www.chestnet.org/about/press/releases/2007/march/031207.pdf
白人よりアフリカ系アメリカ人の子供が環境喫煙による喘息の毒性影響を受けやすい

アフリカ系アメリカ人は喘息、乳児突然死症候群、低体重などのタバコ関連死亡リスク増加しやすい。
Cincinnati Children’s Hospital Medical CenterのWison医師らが、住民ベース(55%アフリカ系アメリカ人)の5-12歳の子供を調査し、医師診断喘息、持続性喘息症状、自宅内・周囲で5本/日以上の喫煙暴露を受けている子供を調査
コチニン濃度を血清・毛髪試料で調査し基礎値・6ヶ月後、1年後の調査
短期タバコ暴露と毛髪試料で短期・長期受動喫煙の状況を評価したもの

by internalmedicine | 2007-03-13 08:40 | 呼吸器系  

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