意識障害患者の脳を睡眠薬でリセット?


SA Fam Pract 2005:47(3);49-50
http://www.safpj.co.za/index.php/safpj/article/view/195/195
今回は、Annals of Neurologyに記載とのことらしい

脳障害の患者で、マイスリー(R)(ゾルピデム:zolpidem)が、意識回復、言語・運動機能改善とのフランスからの報告

自殺企図後の低酸素脳症による脳障害女性が事例として掲載
akinetic mutism(無動性無言症)の状態で、見たり感じたりはできるが、意思伝達ができない状態で、食事を自分でできず、歩くこともできない状態であった。

ところが、不眠のため、医師からzolpidemを投与された

興味あることに、20分後、彼女の意識状態回復に家族が気づいた。
家族と意思伝達可能となり、嚥下症がいなく食事ができるようになり、ベッドから自力で移動できるようになった。

研究者たちはこの歓迎すべき副作用はきわめて稀であり、無駄の多いことになりそうだが、将来考えられる治療の一つになるのかもしれないとのこと

ソース:http://abcnews.go.com/Health/story?id=2947406&page=1

Aiziは脳をコンピュータにたとえ、ハードウェアが脳の構造であり、ニューロン・神経同士のネットワークを構成しており、他の成分がソフトウェアであり、化学的・電気的インパルスなどと考えると、ソフトウェア上の障害による脳の障害であれば、“リブート”にて改善する可能性がある

マイスリー(R)が脳のリセットの役割をしたのではないか?・・・という話

by internalmedicine | 2007-03-14 09:28 | 運動系  

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