ARDS・ALI治療にNO吸入推奨せず? 生存率改善せず・腎障害悪化の可能性

呼吸器専門医にとっては結構ショッキングなのでは・・・

急性肺障害へのNO投与というのがトピックであったが、生存率改善に寄与せず、有害性をもたらす可能性の報告出現。

BMJ, doi:10.1136/bmj.39139.716794.55 (published 23 March 2007)

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明確なエビデンスがないが、急性肺障害(ALS)やARDSの治療としてNO吸入を使用している
2003年のトライアルのレビューではまだ硬化は確定的でなかった。

プラセボや通常治療との比較でNOの効果をレビュー
1237名を含む12トライアルのレビューで、トライアルの包括的な質は良好。
NOの死亡率改善へのbenefit認めず
酸素化は24時間後改善したが、持続効果のエビデンスが少ない。
しかし、NO吸入を受けた患者は腎障害進展のリスク増加が見られた。

by internalmedicine | 2007-03-24 09:59 | 呼吸器系  

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