高カルシウム血症

まずは、カルシウム補正値
補正カルシウム(mg/dl)=実測カルシウム(mg/dl)+4-アルブミン(g/dl)

もしくは、=実測カルシウム(mg/dL)+0.8(4.4-アルブミン値g/dL)(eMedicine)
(平均 アルブミン4.4で、補正値は9-10.6mg/dL)


 ↓

薬剤による高カルシウム血症の除外

 ↓

PTH測定
intact PTH
whole PTH
高感度 PTH

・・・当然ながら、悪性疾患の時はPTHrP(HHMのため)

臨床所見
心電図異常:QT時間 短縮
QT時間 Q&A

calcitriol測定があれば肉芽腫性疾患に伴う鑑別に役立つ

リン測定にて正常~低値なら原発性副甲状腺機能亢進症やHHMが多い(・・・FFHも低リン血症(autosomal dominant trait comprising hypercalcemia, hypophosphatemia, parathyroid hyperplasia, and unusually low renal clearance of calcium. ))
高値ならビタミンD関連もしくは甲状腺中毒

塩素イオンは副甲状腺機能亢進の場合、一般的に高い



PHT上昇・高カルシウム血症 → 原発性副甲状腺機能亢進症
(例外は、家族性低カルシウム尿症性高カルシウム血症:FHH FECA<1%の時可能性高い)


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(AFP:2004←やや古くなっている)

血清カルシウム濃度は主にTPHと活性型ビタミンD[1.25(OH)2 vitamin D]の2種類のCa調節ホルモンによりコントロールされ、フィードバック機能が働いたいるわけだが、副甲状腺Ca感受性受容体(calcium sensing rectptor:CaSR)がセンサーの役割を果たす。

この変異として
活性型
家族性低カルシウム尿性高Ca血症(familial hypocalciuric hypercalcemia : FHH)
新生児重症副甲状腺機能亢進症(neonatal severe hyperparathyroidism : NSHPT


不活性型
常染色体優性低Ca血症(autosomal dominant hypcalcemia : ADH)


FHHは家族性がはっきりするがPHPは散発性

by internalmedicine | 2007-04-19 20:19 | 内科全般  

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