COPD発症:食事要因

JT裁判に悪用される可能性があるだろう・・・詭弁はCOPDの原因はたばこだけではない、遺伝、そして食事が悪いからだと・・・

prudent patternの食事というのは、非科学性のにおいがするのだが、論文としてよく許しているなぁ・・・と思いつつも・・・

"Prospective study of dietary patterns and chronic obstructive pulmonary disease among US men"Thorax. 2007 May 15
方法: アメリカ男性の大規模前向きコホートデータ (Health Professionals Follow-up Study)
主因子解析、2種の食事パターンを同定
prudent pattern (フルーツ・野菜・さかな・全粒穀物豊富な食事)
Western pattern (精製穀物、塩漬け・赤肉、デザート・揚げ物が多い食事)

食事パターンを五分位にわけ、Cox比例ハザードモデルにて年齢、喫煙(pack-years)、人種・民族、受診、US地域、BMI,身体活動性、マルチビタミン使用、食事摂取を検討

結果:1986-1998年の間に42917名の男性のうち、111のCOPD新規診断自己報告
prudent patternはCOPD新規診断リスクに対して逆相関 (RR for highest vs. lowest quintile [95%CI] = 0.50 [0.25-0.98], p for trend = 0.02)

逆に、Western patternは逆相関(RR for highest vs. lowest quintile [95%CI] = 4.56 [1.95-10.69], p for trend<0.001)





栄養関係の連中は定義混同のため、混乱をもたらすことが多い
テレビ視聴するほど視聴者は馬鹿になる(http://www.nikkeibp.co.jp/archives/385/385524.html)のは、専門家たちにも原因があるのだろう。
たとえば、「栄養価」なる言葉があるが、これは本来「熱量=カロリー」の意味だったはずだが、「『栄養価とは、たんぱく質や脂肪、炭水化物、カルシウムなどの各種ミネラルやビタミンCのバランスが良いことや、たんぱく質中のアミノ酸のバランスが良いこと」という連続数として数値化しにくい指標であり、善悪なる二分割など困難な表現である。・・・これも科学性に乏しいと言わざるえない。“栄養価が高い”を多用するほど、馬鹿か詐欺師の証明と・・・いうと言い過ぎか?

by internalmedicine | 2007-05-25 10:36 | 呼吸器系  

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