***は寿命を***年縮める:糖尿病編 2~8年
2007年 06月 14日
Arch Intern Med. 2007;167:1145-1151.
Framingham Heart Studyのデータ
糖尿病を有すると、
CVDリスク:ハザード比 女性 2.5歳、男性 2.4歳
死亡リスク :ハザード比 女性 2.2歳、男性 1.7歳
50歳以上の糖尿病男女は非糖尿病患者より7.5歳(95%CI 5.5-9.5歳)、8.2歳(95%CI 6.1-10.4歳)寿命が短い。そして、CVDなしの平均余命の相違は、7.8歳、8.4歳。
糖尿病以外危険因子と寿命との関係をついでなので・・・まとめてみた
◆ タバコに関しては・・・喫煙継続者は10年寿命を縮めている
1本11分、20本3時間40分(BMJ 2000;320:53 ( 1 January ))
◆ 肥満に関して・・・体重増加と寿命:overweight(過体重)も寿命短縮でふれた。至適BMIは喫煙者と非喫煙者で違うようである。喫煙の影響がかなり体重
◆ 運動すると・・・「50歳以上の男性の場合、身体活動性の低い場合に比べて、中等度・高度身体運動活動性がある場合、余命を心血管疾患がない場合、平均余命をそれぞれ 1.1年、3.2年増加させる。」「女性では、その影響は全体で1.5年、3.5年増加で、心血管疾患のない場合1.3年、 3.3年増加させる。 」(Arch Intern Med. 2005;165:2355-2360.)
by internalmedicine | 2007-06-14 11:44 | 動脈硬化/循環器