PTSD治療は今のところエビデンス不十分・不適切で確立した治療法はない カウンセリングとやらを含め!
2007年 10月 19日
nationalacademies.org
"Department of Veterans Affairs on the treatment of posttraumatic stress disorder"というかたちで発表されたステートメント
PTSDの回復、治療期間、早期介入を含めたいくつかの事項の要約
・ エビデンスでは心理療法はPTSD治療に有効であると結論づけるには不十分
・ エビデンスでは認知再構築、スキルトレーニングの取り組み、眼球運動脱感作・再プロセッシング、他の心理治療、グループ療法がPTSD治療治療に有効であると結論づけるには不適切
・ エビデンスではPTSD治療に使用するどの薬剤が有効であるか結論づけるのは不適切。薬剤としてはprazosin、 抗痙攣薬、 olanzapine ・ risperidone、 ベンゾジアゼピン、phenelzine ・ brofaromine、 SSRIsや他の抗うつ薬、 naltrexone、 cycloserine、inositolを含む。
このレビューにおいて、メッセージとしては、ほぼすべての薬物療法・心理療法は有効であるかどうか今のところ不明であるというもので、現在良好なデータを有しないということ
馬鹿マスコミ・メディアや行政、教育関係、医療関係のしたり顔のアホどもがよくPTSDに言及し、心理カウンセリングとか言い張るが実はその有効性のエビデンスはないのであり、もし行政などが配備しているとしたら税金や時間の無駄遣いとなるのである。
PTSDなどを言葉にするなら、有効な治療法がないということを念頭に置いて発言すべき
by internalmedicine | 2007-10-19 09:22 | 医療一般