冠動脈疾患:64列MDCTの能力:CORE-64研究

今、AHAがオークランドで開かれていて、いろいろニュースが流れてくるだろうと思う

Heart News Releases

64列MDCTトライアル:64-Row Multidetector Computed Tomography Angiography trial (CORE-64)<東芝・ Braccoがスポンサー>
MDCTAは、0.5mmスライスで、64列同時検知したもので、冠動脈1.5mm直径の冠動脈を98%検出する。結局、50%超閉塞の検知の診断能は良好
・感度 0.85
・特異度 0.90
・AUC 0.93

血管形成、バイパス手術に適するかの重症度を判断するCCAに匹敵する能力を持っているという主張だが、CCAに比べ、特定部位での閉塞検知に劣るという欠点もある。



ref.)
冠動脈評価のための16row-MDCTは特異度が低く、検査のルーチン使用は容認できない
2006年 07月 26日



16列MDCTで過剰宣伝しているところもあるのだが・・・

by internalmedicine | 2007-11-06 08:47 | 動脈硬化/循環器  

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