PTSDと喘息の関係は遺伝要因ではなさそう

双生児研究により遺伝子的背景を評価



Vietnam Era Twin Registryを用いており、メールや電話サーベイでの兵士記録で、PTSDの症状スケールや喘息の医師診断、社会人口動態的・健康指標などを含むデータ

喘息の頻度は6%で、これは一卵性、二卵性でも同様。

平均年齢、うつ病歴は喘息を有する双生児の方が多かった。


identical , semi-identical, fraternal twins という分け方で記載されている。
めんどくさいの多胚化(polyembryony)に基づく一卵性・・・多排卵(polyovulation)に基づく二卵性とここでは訳した(論文的ではないが・・・)。







A Twin Study of Post–Traumatic Stress Disorder Symptoms and Asthma
American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine Vol 176. pp. 983-987, (2007)

ひとりが喘息なら片方も喘息というのは、二卵性より一卵性の方が多かった。これは遺伝的影響を示唆し(P<0.001)する。

一卵性は二卵性よりPTSDを同等にもつことが多い (P<0.001)。

PTSD症状は有意に喘息の尤度増加と相関(Ptrend < 0.001)、補正後も存在

全ての双生児において、PTSDの最高4分位は最低四分位の2.3倍(95%CI 1.4-3.7)

この所見は双生児ペアや接合性でも維持していた。

by internalmedicine | 2007-11-17 08:09 | 呼吸器系  

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