呼吸器疾患患者の旅行は安全か?

慢性呼吸器疾患の患者を含め飛行中救急事態を報告されている訳だが、飛行機旅行によるアウトカムは大規模数で前向きに調べられているわけではない。

慢性呼吸器疾患患者の前向き観察研究がなされた。

結論から言えばやっぱり旅行後の医療機関受診は増える。だが、病状の進行などから考えてさほど影響があるともいえないというもの・・・

Is air travel safe for those with lung disease?
Eur Respir J 2007; 30:1057-1063
UKの呼吸器専門家が航空旅行計画中の患者にこの調査参入を呼びかけ、帰宅2週間のアンケート調査症状

トータルで616名の患者参加、500(81%)アンケート回収
最も多い診断は気道系(54%)で、他肺実質病変(23%)
トータルで、12名が死亡、7名が旅行前で、1ヶ月以内が5名
旅行前評価は(96%)、 spirometry (95%)、 hypoxic challenge (45%) 、 walk test (10%)。11%は旅行せず。

旅行したうち、定期外呼吸器医療機関受診増加は旅行前4週間で9%、飛行後4週で19%であった。

しかし、前年の自己報告データと比べると医療コンサルテーションはわずか2%増加しただけであった。





在宅酸素療法などを含む呼吸器の患者さんの診療をしていると、時にこの飛行機旅行の問題が出てくる。で、航空会社とのやりとりがなされる。で、そこで感じる窓口の対応は、一般に言われてる評判と実は逆のイメージを私は持ってるが・・・まぁその辺は個人の感想で・・・

JAL
医療用酸素ボトル必要な方へ(料金
【国際線】ボトル1本につき1万円  【国内線】1区間につき一律3000円(消費税込み))
診断書


ANA
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酸素ボンベ
Q. 航空機の酸素ボンベを使わせてほしいのですが?
A. 機内の酸素ボンベは緊急用のものですので、通常はご使用いただけません。念のために必要であっても必ずお客様ご自身でご用意ください。ANAでは、医療用酸素ボンベの貸出サービス(有料)を行っております。詳しくはこちらをご覧ください。 (貸出用の酸素ボンベは、国内線用は1本\5,000で容量は400リットル・国際線用は1本\10,000で容量は360リットルです。どちらも流量は0.25~6.0リットル/分です。)


CPAPを使用希望の場合

by internalmedicine | 2007-12-01 10:37 | 呼吸器系  

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