椎体骨骨折の長期リスク

低骨密度(BMD)と椎体骨骨折のある女性は椎体骨骨折の頻度を増加させるが、長期的絶対的リスクは明らかでなかった。

CauleyらはStudy of Osteoporotic Fracturesの長軸研究において、その絶対的リスクを評価した。
15年2680名の女性(ベースライン平均年齢68.8歳)にて、椎体骨骨折ありかつ低骨密度( T score –2.5より低値 )椎体骨骨折の絶対的リスクは56%というものであった。対して、椎体骨骨折が無くBMD正常な人の絶対リスクは9%であった。
Long-term Risk of Incident Vertebral Fractures
JAMA. 2007;298(23):2761-2767.

by internalmedicine | 2007-12-19 10:10 | 運動系  

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