3歳未満の総合ビタミンで食事アレルギー、喘息悪化!


Early Infant Multivitamin Supplementation Is Associated With Increased Risk for Food Allergy and Asthma
PEDIATRICS Vol. 114 No. 1 July 2004, pp. 27-32
【目的】食事性のビタミンはin vitroでは免疫調整作用を示す。ここのビタミンはT細胞のTh1とTh2分類への非対称化することは、炎症性、アレルギー性疾患へ影響をあたえる可能性も。抗酸化作用を除いて、ビタミンのサプリメントを早期にあたえることの喘息やアレルギーへのリスクは研究されていない。目的は乳児期に早期ビタミンサプリメントをあたえることが喘息とアレルギー性疾患への影響をあたえるかどうか決定する目的。

【方法】National Center for Health Statistics 1988 National Maternal-Infant Health Survey。早期ビタミンサプリメントは小児6ヶ月齢未満の使用とする。

【結果】
総計8000名超の患者。喘息の頻度10.5%、食物アレルギー4.9%
痰変量解析では、男性、自宅での喫煙者、child care、未熟(<37週)、黒人、母乳歴、定収入、低教育は喘息のリスクが高い。
child care、教育レベルの高さ、収入、母乳歴は食物アレルギーの高さと相関。
多変量ロジスティック解析で、6ヶ月までのビタミン使用歴は黒人小児の喘息リスクを増加させる(odds ratio [OR]: 1.27; 95%CI: 1.04–1.56)。
小さい子供にビタミンを利用することは主に調乳利用しているものにとって食物アレルギーのリスクを高めることと相関(OR: 1.63; 95% CI: 1.21–2.20)。
3歳までのビタミン使用は喘息で半リスク増加はないが、食物アレルギーのリスクを高め、母乳育ちの(OR: 1.62; 95% CI: 1.19–2.21)でも、調乳児(OR: 1.39; 95% CI: 1.03–1.88)でもそうである。


【結論】
小さいときからビタミンサプリメントをとることは黒人において喘息のリスク、調乳においてことさら食物アレルギーに対するリスクを高まらせる。
追加研究が必要。


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Early vitamin use link to asthma


乳児 ビタミンとgoogle検索すると 相当ひっかかりますねえ。ビタミンKは別格でしょうが、綜合ビタミンでアレルギー疾患リスクを増加させる可能性を考えるべきでしょう。

by internalmedicine | 2004-07-14 16:55 | 呼吸器系  

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