侵襲性アスペルギルス症のBALF・GM測定

侵襲性アスペルギルス症の早期診断はかなり重要である。免疫力低下の患者にみられるものではかなり予後に重要な役割を果たす。臓器移植患者や血液疾患、AIDS、慢性肉芽腫性疾患など・・・


Galactomannan in Bronchoalveolar Lavage Fluid
A Tool for Diagnosing Aspergillosis in Intensive Care Unit Patients
American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine Vol 177. pp. 27-34, (2008)
前向き単一センター研究
ICU中の侵襲性アスペルギルス症診断のための気管支肺胞洗浄液(BALF)中のGalactomannan (GM)測定
1109名のICU入出患者の内110名検討し、26名でIA症例
カットオフ値0.5としたときに、感度・特異度は88、87%であった
血中GMの感度は42%

26名中11名でBAL培養・血中GM陰性であったが、BAL中GMは陽性




肺病変以外に、CNSアスペルギルス症、副鼻腔・・・、骨髄炎、外眼炎、心内膜炎、腎膿瘍、皮下・・・があるのも注意

なんせ、治療終了タイミングをまちがえると・・・訴訟沙汰になる


ところで、FDAに提出した、血中GM法であるPlatelia TM Aspergillus ELISAの報告では感度80.7%、特異度89.2%と書いてあるのだが・・・今回の報告とずいぶん違うことに驚く

by internalmedicine | 2007-12-21 11:15 | 呼吸器系  

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