インドの喫煙事情:女性8年、男性6年寿命短縮

インドの喫煙事情として・・・
インドでは喫煙原因の死亡多く、増加の一途である。
インドは、ライフスタイルの地域的ばらつきや死亡原因にもばらつきがある。成人ではインドは呼吸器系疾患、血管系、悪性腫瘍と結核が主な死因とのこと。大規模居宅調査にてたばこを吸う比率が男性で1/3、女性で数%ということが判明した。
喫煙形態は、主にbidis(刻んだ葉タ バコを、乾燥したtemburni の葉で包んだもの)

http://www.dupagehealth.org/tobacco/content/bidis.asp


A Nationally Representative Case–Control Study of Smoking and Death in India
N Engl J Med. Vol. 358(11):1137-1147 March 13, 2008

【背景】インドの国レベルの喫煙の死亡率への影響はまだ不明
【方法】110万過程の国レベルのサンプルで、女性で3.3万、男性で4.1万の死亡者
女性3.5万人、男性4.3万人の生存者の喫煙頻度と比較した(マッチさせてない対照)
喫煙者vs非喫煙者の死亡リスク比で、年齢、教育レベル、アルコール使用で補正
【結果】対照群では、30-69歳の年齢層で、女性では5%、男性では37%の喫煙率

(喫煙率)


この年齢群で喫煙者は全原因死亡リスクを増加させる
女性:リスク比 2.0; 99% 信頼区間 [CI], 1.8 ~ 2.3
男性:リスク比 7; 99% CI, 1.6 ~ 1.8

少量でも連日の喫煙は死亡率増加と相関
非喫煙者比較の喫煙者の超過死亡は、主に男女とも結核である。
女性:リスク比 3.0; 99% CI, 2.4 ~ 3.9)
男性:リスク比 2.3; 99% CI, 2.1 ~ 2.6)

そして、呼吸器系疾患、血管径疾患、悪性腫瘍である。

(喫煙者の死亡リスク)
(原本)

喫煙は中央値比較で女性では8年(99% CI,5~11年)、男性では6年(99% CI 5~7)年寿命減少と関連。

この関連が原因的であるとしたら、30-69歳の年齢層で、女性では20名に1名、男性では5名に1名が喫煙原因の死亡となる。

2010年、インドでは成人約93万人の死亡原因となる。このうち、約70%(女性9万、男性58万)が30-69歳である。

人口推移のため、この年齢群の絶対的死亡数が年3%程増加している実態である。

by internalmedicine | 2008-03-13 09:50 | 環境問題  

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