女性成人:アスピリン100mg/日で、喘息発症10%低下

“Aspirin Reduces Asthma Risk Among Older Women”
アスピリンは高齢女性の喘息リスクを減少させる
Businessweek)という記事

男性ではアスピリン使用群では、喘息成人発症のリスク低下が小規模だが、有意にみられ、そのリスク減少は22%程度。女性でも観察研究で同様なことが見出されていた。ランダム化された報告

肥満でない女性では、男性よりその効果は小さいという報告だが、低用量で影響があるという話。興味あることに4-11%のリスク増加がアスピリン投与によりもたらされるということもあり、アスピリンを、喘息リスク減少のために使用するかは議論があり、かつその詳細もまだはっきりしない


Randomised aspirin assignment and risk of adult-onset asthma in the Women’s Health Study
Thorax 2008;63:514-518
【方法】アスピリン+ビタミンEのランダム化二重盲検プラセボ対照臨床トライアル
対象は、アスピリン治療の適用がなく、禁忌もなく、喘息病歴もない
年ごとの女性医療従事者喘息診断自己報告

【結果】37270名の喘息報告の無い女性のうち、10年フォローアップにて、喘息診断
アスピリン群:872名
プラセボ群:963名
(ハザード比 0.90; 95% CI 0.82 ~ 0.99; p = 0.027)

この10%の成人喘息発症リスク低下はBMIに有意に修正される
ただ、BMI≧30 kg/m2の女性では影響なし

アスピリンの影響は、年齢、喫煙状態、運動レベル、閉経後ホルモン使用、ビタミンE割り付けにより有意には修正されない。


炎症とadipocyteが関係していることは確か・・・と思うのだが

by internalmedicine | 2008-05-30 09:55 | 呼吸器系  

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