COPDパニック発作・パニック障害:“息ができない!”は、“息が吸えない!”

当たり前のような結論と思うが・・・“息ができない!”と訴える時は、“息が吸えない!”ということがほとんどってことになる。

パニック発作はCOPD患者で多く、頻度は一般の10倍とされる。
20名のCOPD患者で、パニックもしくはパニック障害を有する患者とパニックのないCOPD患者、正常対照で、年齢マッチさせた患者比較

こういう患者ではやはり吸気抵抗負荷に対する感度が高まったいるものと思われ、心理的要因・症状知覚強化的に働いているものと思われる。



Panic Attacks and Perception of Inspiratory Resistive Loads in Chronic Obstructive Pulmonary Disease
American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine Vol 178. pp. 7-12, (2008)
吸気抵抗負荷増加への呼吸困難自覚をスコア化(修正Borgスケール)し、いくつかの呼吸変数を測定
呼吸困難レーティング増加は、抵抗負荷のサイズが大きくなるとともに全群線形に増加
呼吸変数について群間に有意差がなかった。

パニック発作・パニック障害ありのCOPD患者は他の群より優位に呼吸困難のレベルが高い。

by internalmedicine | 2008-06-19 16:09 | 呼吸器系  

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