小児喘息:運動後喘鳴とアトピー性疾患既往が、その後の持続性喘息の予測因子

2つの単純化した予測因子、ベースラインの運動誘発性の喘鳴とアトピー性疾患の既往という因子を用いると、将来の尤度を推定可能である。

Long term prognosis in preschool children with wheeze: longitudinal postal questionnaire study 1993-2004
BMJ 2008;336:1423-1426 (21 June)
628名の子供の調査で、ベースラインにて201名で喘鳴を親が観察
27%が2回目も報告(これを持続性喘息とする)

持続性喘息の重要なベースライン予測因子は、運動誘発性喘鳴(オッズ比 3.94, 95%信頼区間 1.72-9.00)とアトピー性疾患既往(4.44, 95%CI 1.94-10.13)

両要因の存在は、喘息発症尤度は53.2%
1つだけだと、17.2%、両者無ければ10.9%

喘息の家族歴は、就学前喘鳴児童での、その後の持続性喘息の予測因子となり得ない。

by internalmedicine | 2008-06-20 09:20 | 呼吸器系  

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