β-endorphin-producing (BEP) ニューロンが前立腺癌発症を予防?

”hormone-secreting nerve”と癌との関係

Cyclic adenosine monophosphate differentiated β-endorphin neurons promote immune function and prevent prostate cancer growth
PNAS July 1, 2008 vol. 105 no. 26 9105-9110
β-endorphin-producing (BEP) ニューロンと呼ばれる、視床下部のホルモン分泌神経細胞の一式は、ストレス調整、免疫調整に役割をはたし、この数が少ないあるいは、不活動の時、うつ、統合失調症、肥満、がんと関連があることを示している。

Dipak SarkarらはBEPニューロンが腫瘍増殖を抑制する可能性を提示し、下垂体adenylate cyclase-activating peptide(PACAP)で、cAMP活性化物質であるdbcAMPのcAMPアナログを、ラット神経幹細胞で視床下部からBEPニューロンに分化するのだが、これを生きたラットの脳へ移植した。
これにより、BEPニューロンが腫瘍増殖を抑制するという仮説を確認した。
ラットに前立腺癌を生じる発ガン物質を投与し検討した。
BNPニューロンは、NK細胞活性増加する免疫機能のブースト化と、サイトカインIFN-γを増加、TNF-αを減少させ、炎症を減弱させる。
この効果は、著者らによれば、前立腺癌進行を遅らせるのだと主張





いろいろ、話が広がる研究結果である
(Schematic representation of the possible influence of b-endorphin (b-EP) on dopamine release in the nucleus accumbens (NAc) Alcohol Health & Research World 22(3):202–210, 1998. )

by internalmedicine | 2008-07-10 14:10 | がん  

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