COPD入院リスク増加はやはり呼吸器系感染症が主体

当たり前って言えば当たり前だが、全般的な免疫力低下ではなく、やはり気道系の脆弱性の問題に起因するようだ。

COPD Stage and Risk of Hospitalization for Infectious Disease
(Chest. 2008; 134:46-53)
COPD病期と感染原因入院:infectious disease hospitalizations (IDHs)の関連

230653人年フォローアップ時3333のIDHs
1万人年で145IDHs(95%CI 139-149)

頻度はGOLD病期増加ごとに増加

正常COPD:131(95%CI 126-136)
軽症COPD:230(95%CI 207-253)
重症・超重症COPD:394(95%CI 330-459)

Cox比例ハザード因子背景特性補正後もリスク傾向維持
(補正相対リスク: 1.06 [95% CI, 0.92 - 1.23], 1.39 [95% CI, 1.24 - 1.56], 2.21 [95% CI, 1.84 - 2.64]; p = 0.001).

サブグループ解析にて、リスク増加は下気道・上気道感染・膿胸・結核と関係し、インフルエンザ、敗血症、皮膚感染、尿路感染、下痢、他の感染とは関連せず。



膿胸・結核は罹病期間ながくなり、結果的にIDHs増加に関わるのかもしれない。

by internalmedicine | 2008-07-19 06:52 | 呼吸器系  

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