米国成人におけるヒ素曝露と2型糖尿病頻度

ブッシュの悪政の一つだろう・・・“ブッシュ大統領は、飲料水中のヒ素濃度の許容レベルを現在の50ppbから10ppbに引き下げることになっていた法規制の実施を撤回した。”http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/rachel/rachel_01/rehw_722.html


当たり前ながら、日本の水質監視項目と水質基準(http://www.esmc.nagoya-u.ac.jp/haisui/koumoku-kijun.html):ヒ素 0.1 mg/l=10ppb以下である。


Arsenic Exposure and Prevalence of Type 2 Diabetes in US Adults
JAMA. 2008;300(7):814-822.
総ヒ素、ジメチルアルシン酸(dimethylarsinate)、arsenobetaineの尿中濃度はそれぞれ、 7.1、 3.0、 0.9 µg/L

2型糖尿病頻度7.7%

糖尿病リスクとシーフーズ摂取補正後、2型糖尿病の対象者は26%ほど総ヒ素レベルが高く(95% 信頼区間 [CI], 2.0%-56.0%) 、糖尿病のない対象者より有意でないがジメチルアルシン酸(dimethylarsinate)値が高く (95% CI, –8.0% to 33.0%)、arsenobetaine値も同様。


同様補正にて、2型糖尿病のオッズ比は80パーセンタイル、20パーセンタイル比較で、ヒ素:3.58 (95% CI, 1.18-10.83)、ジメチルアルシン酸:1.57 (95% CI, 0.89-2.76)、arsenobetaine:0.69 (95% CI, 0.33-1.48)

by internalmedicine | 2008-08-20 16:57 | 糖尿病・肥満  

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