エビデンスベースアプローチ:COPD、抗コリン剤に焦点をあてて(UPLIFT含まず)

UPLIFT研究(参考:UPLIFT:スピリーバ 2008-10-06 )がこのレビューに入ってないので、興ざめ気味・・・



Chronic Obstructive Pulmonary Disease: An Evidence-Based Approach to Treatment With a Focus on Anticholinergic Bronchodilation
Mayo Clin Proc. 2008;83:1241-1250  無料フルテキスト
COPDは大きな社会問題と関連する頻度の高い病気である。USでの喫煙頻度低下にかかわらず、COPDに関わる合併症・死亡率は増加すると予想される。適切な治療が多くの局面で重要なインパクトを有する。
この論文は2004年1月1日~2007年12月31日までのPubMedで集めたレビュー・エビデンスである。検索用語は、”chronic obstructive pulmonary disease, epidemiology, practice guidelines, clinical trial, meta-analysis”である。

薬物治療の選択は、重症度と、standard criterion、FEV1量を含む様々なエンドポイントに関わる薬剤効果に基づく。、病状の患者認知に直結した他の重要な因子は、急性増悪の減少、QoLの改善、運動パフォーマンスの改善、過膨脹の改善である。
維持管理の適応されるとき、臨床的エビデンスから、長期作動性薬剤(1日1回抗コリン、1日2回β2刺激剤)のどちらをまず使用することが示唆される。
併用が考慮される場合は、相補的作用モードをもたらす異なる分類の長期作用薬剤併用使用が示唆される。
このような病状では、β2刺激薬、抗コリン剤、あるいはその併用時、 吸入ステロイドが将来的な急性増悪改善に寄与するかもしれない。


このレビューは以下の治療法を推奨しているようである。

The proposed 3-step algorithm (1, 2, and 3; bold arrows) for treating mild, moderate, and severe chronic obstructive pulmonary disease. GOLD=Global Initiative for Chronic Obstructive Lung Disease.
(Chest. 2004;125:249-259.)


併用群の効果を図示している。

Effects of tiotropium and formoterol plus tiotropium on mean forced expiratory volume in the first second of expiration (FEV1). From Eur Respir J

by internalmedicine | 2008-11-05 14:15 | 呼吸器系  

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