吸入ステロイド併用時のLABAの安全性

LABA(長時間作用型ベータアゴニスト)単剤投与時、喘息関連入院、挿管・人工呼吸を必要とする生命危機状態イベントを増加し、ICSでこの効果をmodifyすると考えられているが、ICS(吸入ステロイド)併用による喘息LABA使用患者の安全性を評価したもの

The Safety of Long-Acting β-Agonists among Patients with Asthma Using Inhaled Corticosteroids: Systematic Review and Metaanalysis
Am. J. Respir. Crit. Care Med. 2008; 178: 1009-1016

random effect modelにて、ORsを表現、<1.0でLABAの方が望ましい

62の研究で、のべ29,000名(LABA 15,710名使用で、8000人年)(≦1つ/研究中)
3名の喘息関連死亡、2名の喘息関連非致死的挿管イベントあり
喘息関連入院(OR, 0.74; 95% CI, 0.53–1.03)、重大な喘息関連副事象(OR, 0.74; 95% CI, 0.53–1.03) は統計的有意差でず

総死亡率ORは1.26(95% CI, 0.58-2.74)で、LABA群14例、対照群8例

by internalmedicine | 2008-11-06 18:00 | 呼吸器系  

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