最後は人手だよ・・・二階さん、桝添さん・・・そんなこともしらないで大臣やってんの?

おそらくたくさんのブログで欠かれていると思うが・・・黙ってられないので書き込む

以前、地域の医師会で、救急隊員と連携した空床情報ネットワークを構築した軽堅があるからわかってるが、ソフト・ハードを導入するのはさほど金はかからない。
最終的に問題になるのは、だれが常時入力するかである。

この馬鹿大臣二人は何もわかってない。ただでさえ忙しい産科医に入力までさせようとする魂胆だろうか?それとも別に人件費・運用費を導入するような継続的予算をつけてくれるのだろうか?レセ電子化は国は金を出そうとしない。それでも強要する・・・そんな国である。


妊婦受け入れ拒否、夫が再発防止訴え
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20081110/20081110-00000043-jnn-soci.html
舛添大臣はコミュニケーションがうまくいかない現状を、IT技術を駆使して解決できないかと、二階経済産業大臣と急遽、会談しました。

 「お医者さん同士のコミュニケーションがうまくいっていない。IT技術を活用した形で、両省で協力しながら国民のためになる仕事をしたい」(舛添要一厚労相)

 「政治の立場で申し上げるなら、何よりも医者のモラルの問題だと思いますよ。忙しいだの、人が足りないだのというのは言い訳にすぎない」(二階俊博経産相)

 2人の大臣はIT技術者にアイディアを出してもらい、大学病院で実験を行うことで一致しました。


この政治家に”モラルがない”と言われている医者たち・・・なんか、殺人者に人でなしと呼ばれてるような気がする。

それにしても「政治の立場」が「モラルの問題」ってどういう意味だ?なら政治はいらないじゃないか!医者を増やす政策もいらない・・・矛盾し、かつ、意味不明。政治家としての資質無しとしか思えない。



追記(H20.11.13)
「医者のモラルの問題」―経産相発言に全医連が抗議

11月12日13時4分配信 医療介護CBニュース

 救急医療機関で妊婦の受け入れができない事例が相次いでいることに関し、二階俊博経済産業相が「人が足りないというのは言い訳にすぎない」「医者のモラルの問題」などと発言したとされる問題で、全国医師連盟(黒川衛代表)は11月12日、抗議文を送り、発言の撤回を求めた。

 二階経産相は11月10日、舛添要一厚生労働相との会談の中で、「政治の立場で申し上げるなら、何よりも医者のモラルの問題だと思う。忙しい、人が足りないというのは言い訳にすぎない」などと発言したとされる。
 これに対し、全医連は「全医師数は増えているが、産科医は分娩数の減少を上回る率で減少している。二階経産相の発言により、産科医のモチベーションが下がり、離職率がさらに高まる恐れがある」などとして発言内容を撤回するよう求めた。

 全医連は、東京都内で妊婦が8病院に受け入れを断られて死亡した事例で、墨東病院の当直医が一人だったことが問題視されている点について、「当直医一人体制」は「人員や施設の不足によるもので、多くのNICUは慢性的に満床だ」と反論した。
 また、日本産婦人科学会が行った産科医の勤務実態の調査結果などを示して、「産科勤務医は過労死認定レベルを超える長時間勤務を継続して行っている」と過酷な勤務実態を訴えた。その上で、「これを放置したままで『医師のモラルの問題』と切り捨てれば、産科医を志望する若者が減るだけでなく、相次ぐ産科医の離職に歯止めをかけることができなくなる」と批判した。
 政府に対して、「いま取り組むべきことは、周産期医療の医療資源を増やす努力をすることだ。NICUや転出先病院の病床を整備しなければ、問題は解決しない」と人材不足問題の解決と労働環境の改善を強く求めた。

 日本産婦人科医会の調査によると、分娩を取り扱う病院は昨年から今年にかけて全国で8%(104施設)減少している一方で、一施設当たりの産科医数はほとんど増えていない。また、今年10月末に発表された日本産科婦人科学会の「産婦人科勤務医・在院時間調査」によると、産婦人科医の勤務医が診療や待機などで拘束されている時間は月平均で300時間を超え、500時間以上拘束されている医師もいる。当直勤務がある一般病院の産科医は月平均4.2回の当直をこなし、病院にいる時間は月平均301時間だった。





経産相発言は「責任転嫁」―日医

11月12日20時18分配信 医療介護CBニュース

 日本医師会の中川俊男常任理事は11月12日の定例記者会見で、二階俊博経済産業相が救急医療機関で妊婦の受け入れができない事例が相次いで明らかになっているのを受けて、「医者のモラルの問題」などと発言したとされる問題について、「システム上の問題を医師のモラルの問題に責任転嫁するのは大問題だ」と非難した。

 この中で、中川氏は「過酷な医療現場で疲弊している医師に対して、石を投げるようなもの。あまりにも現場を見ていないと言わざるを得ない」と経産相を厳しく批判。
 救急医療機関で妊婦の受け入れができない事例が相次いでいることについては、「小泉政権下から特に強まった医療費抑制政策の結果というシステム上の問題」との見方を示した。


   ↑

二階の発言撤回がなければ、いいかげん、自民支持をやめるべき・・・日本医師会・和歌山県医師会!

参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/二階俊博


そして、民主党さん、こいつを証人喚問して、”大臣としてのモラル”と追求してください”





二階俊博経産相の『医者のモラルの問題』発言への抗議文:MRC
http://mric.tanaka.md/2008/11/12/_vol_165.html




今回、医師会を含め、医師グループだけでなく、患者さんたちのグループまで、即応に近い反応をしている・・・民主党・足立信也氏(消化器外科医)が質問するそうなので、その後の報告もあるだろう。

医療に関する公開質問生中継中@参議院生労働委員会

WMP版(重い)
http://www.webtv.sangiin.go.jp/generator/meta_generator_wmv.php?sin=2900&on=&si=&ch=n&mode=LIVE&un=43891dee1c13740966ab1902445779b5

Real Player版(推奨)
http://www.webtv.sangiin.go.jp/generator/meta_generator_rm.php?sin=2900&on=&si=&ch=n&mode=LIVE&un=e4482e831a1a30c50f2fa37de323520d





経産相が発言撤回し、謝罪 妊婦拒否「医者のモラル」
http://www.47news.jp/CN/200811/CN2008111301000459.html
 相次いだ妊婦受け入れ拒否をめぐり、民主党の足立信也参院議員は13日の参院厚生労働委員会で、二階俊博経済産業相が舛添要一厚生労働相との会談で「医師のモラルの問題」と発言したとして、その適否をただした。経産省幹部は二階氏が発言を撤回し「不愉快な思いをさせ、おわびする」と話していることを明らかにした。

 足立氏によると、二階氏は10日、妊婦の容体などを各病院で共有する情報伝達システム開発について、舛添氏と話し合った際「忙しい、人が足りないというのは言い訳」などとして、医師のモラルに疑問を呈した。この発言を伝え聞いた日本医師会などが強く反発しているという。

 経産省幹部は答弁で、二階氏が「今回のような悲しい出来事を二度と起こさないため、医師として専門的な立場から協力してほしいという趣旨だった」と釈明していることも伝えた。
2008/11/13 15:57 【共同通信


 ???
   ↓
「何よりも医者のモラルの問題だと思いますよ。忙しいだの、人が足りないだのというのは言い訳にすぎない」=「今回のような悲しい出来事を二度と起こさないため、医師として専門的な立場から協力してほしい」と主張らしい
・・・この国の総理大臣も漢字さえ読めないということらしいが、大臣の日本語が良く理解できない。

by internalmedicine | 2008-11-11 07:37 | くそ役人  

<< うつは駆出率低下心不全患者の予... 多額債務者の民事再生申請、半数... >>